プチドーピング

バイクの装いその2、頭脳系パーツ。
週末にタンクをあげた時に撮っておいた写真。

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右側に写ってる黒い小箱がそのパーツ。

GSX-R1000はキャブレターではなくFuel Injection、SSの中では早くからFIを採用している車種です。
FIだと何がいいか。気温、大気圧など様々なセンサーの情報をECU(コンピューター)で処理して、最適な点火タイミング・混合比を供給することで、高レスポンス・高出力化が可能になるという。

とまぁ、前置きが長くなりそうなので、こちらを参照してください。
Wikipedia 【Fuel Injection】
年々厳しくなる排ガス規制により、キャブレター式では排ガス規制をクリアすることが難しくなってきた。中型バイクのラインナップがどんどん減っているのは、コレが一因。FIてのは燃焼効率が良い、ということは排ガスもキャブレターに比べると奇麗なんですよね。今までは一部車種にのみ採用されていたFIですが、今後発売されるバイクは排ガス規制をクリアする為に、おそらくすべてがFIになるでしょう。有名どころでは、SR400がFIになって復活、FIだけどちゃんとキック式。

て、脱線。
話を冒頭の写真に戻すと、

R1000の真の実力は4速から。ボクは筑波でも4速なんて一瞬しか使わないのに・・・
1〜3速ではマッピングがかなり抑えられている。
だから、R1000は乗りやすいといわれるんじゃなかろうか?
 
本気な人は、結構良いお値段のするサブコンピューターというものを使って細かくオリジナルのマッピングを作るのだけど、ボクのように少し楽しく・少し速く、しかも安く!てのを求める人が使うのが『X−TRE』というパーツ。
付けるだけで手軽に1〜3速でもフルパワー化する事ができるすごいやつ。

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取り付けにはちょっと細かい配線いじりはあるけれど、バイクいじりが好きな人なら30分。
このパーツの原理は簡単で、1〜3速の時にECUに送られるギアの情報を4〜6速に変えちゃう、要はECUを騙す。
4,5,6速、どのマッピング使うかは自分の好みで選択できる仕様。ボクはマニュアルおすすめの5速マップを使ってます。
このパーツの安心な所は、ノーマルの4,5,6速のマッピングを使うという点にある。ノーマルのマッピングなので、バイクを壊す心配は皆無ってこと。
インプレッション
ヘタレなインプレなので、話30%ぐらいでw
立ち上がりのトルクは間違いなくあがった。回転が落ちた所からの立ち上がり、以前は多少ラフに操作できていたが、これを付けてからはアクセルワークに少し慎重になる感じ。
フロントリフトしやすくなった。
X-TREを付ける前はかなり意識してアクセルを空けなきゃフロントがあがる事はなかった、初めてR1000に乗った時「なんだよ簡単にフロント浮かないじゃん」とすら思ったぐらいだけど、今は簡単にフロントが浮いちゃう。

燃費はちょと落ちた気がしなくもない。
まぁ燃費は全く気にしてないからいいけどさ。

以上、ヘタレなボクでも少しは効果アリな、おすすめパーツです。

2 Comments

  • A-suke

    2010-01-18 at 7:15 PM

    まだまだFI車には縁がなさそう。。
    しかしメーカーのデチューンはなぜにするのかね?
    安全性の向上は分かるんだけどそうでもないこと多く感じるのはボクだけか?

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  • hightimes247

    2010-01-19 at 2:50 AM

    最近は初バイクが大型って人も多いみたいで、そんな方でもとんでもないパワーのバイクにのるからね。
    メーカーとしては万人がターゲットユーザーになりうる、仕方ないんじゃないかな。
    昔のバイクの方がユーザー像が絞れていただけに味付けが過激だったんじゃないかな。

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