3ヶ月以上ぶりにバイクを動かした週末。
30分程度の作業で気分良く再始動できるという話。
儀式は2つ
1.フロントサスの内圧合わせ
サスペンションの内圧を抜く=大気圧と同調することで、サスの動きを阻害する余計な負圧をリセット。
トップブリッジのクランプボルトは、緩める前にマーキングしておくと、締めるときにトルクレンチ使わなくて良いので楽ちん。
クランプボルトを緩めておき、トップキャップをOリングがフリーになる程度まで緩めたら完了。
このときプシュッと圧が抜ける音が聞こえると、缶ビール飲みたくなる。
やるとやらないで、サスの初動フィーリングが全然違うので、気が向いたときにやってみると良いですよ。
フロントサスをフリーにして、フォークオイルが温まっていない時にやること。
2.オイル上げ
エンジンかける前に、上部にオイルを回して各部に油膜を作ってから再始動するとエンジンに優しいよね。
まぁ、2−3ヶ月で油膜が切れることはないと思うけど気分的なものでw
タンクを持ち上げて、CKP(クランクシャフトポジション)センサーを外す。
これでセルモーターを回してもエンジンがかからない。
BAZZAZ Z-Fiのアースを外すでも可。
CKPセンサーはクランクケースから出ている2P白カプラー(緑,黒)
オイル点検窓を覗くと、下に溜まったオイル。
交換後800kmだけどオイル汚いなぁ…早めに交換しよう。
オイルが下がる(=オイルが循環されて上まで回る)まで、セルでクランキング。
5秒セルを回して確認 x4セットで下記の状態。
3ヶ月ぶりの始動もセル一発で気持ちよくお目覚めなさいました。
使用工具
フロントサス内圧リセット
ソケット:24mm、6mm HEX
8/3ラチェット, 2/1ラチェット
トルクレンチ(トップキャップ23Nm、クランプ23Nm)
フロントフォークをフリーにする必要があるので、FRスタンド必須。
オイル上げ
4mmHex(シート取り外し、タンク持ち上げ)