すっかり続報を忘れてた…RACE CHIP Ultimate Connect。
取り付けから、インプレまで軽くエントリ。
ポチって4日後、やるねーDHL、という感じで本国ドイツからブツ到着。
事前のネット徘徊では、配線するコネクターは2箇所となっていたけど、届いてみると3箇所だった。
Connectだから少し違うのかな?
エンジンを切る→フッドを開ける→ドアロックをして15分以上待つ。
という儀式を経て、無事にインストール。
この儀式を怠ると、エラー表示が出て、非常に面倒なことになるとか。
取り付け自体はとても簡単、コネクターの向きだけ少し注意。
Race Chipを組み込む前にAppのアクティベーションを済ませておく必要あり。
本体に貼られたバーコードを、RaceChip appから読み込むだけでとても簡単。
Connectで設定できるモードはEFFICIENCY, SPORT, RACE の3パターン。
EFFICIENCYは燃費重視でマイルド、RACEはドッカン超過激ターボ、と、モード名からイメージするような意味ではなくて、あくまで3つのレベルで出力設定できるということらしい。
手っ取り早く効果を体感すべく、まずは最大出力のRACEモードにセット。
ノーマル122HP/200Nmに対し、159HP/260Nmまで出力アップ。
ついでに、WARM-UP TIMERもオン。
暖機中ためのタイマー機能だそうで、イグニッションオンから5分後にRACEモード介入、という設定にしてみる。
モード選択はエンジン始動中はロックされるけれど、タイマーは任意でスキップ可能。
エンジンスタートで画面はカウントダウン表示へ。
気分をアゲるためにもこういう演出は良いですね。
が、この機能、落とし穴があって…
アイドリングストップは、当然エンジン停止と認識されて、その度にモードセレクト画面に。
当然、エンジンスタートと共に、カウントもリスタートされる。
“SKIP TIMER”をタップするか、タイマーをオフにすれば良いんだけど、その都度app立ち上げんのか…?と。
appの立ち上がりやBluetoothとの接続は早いとは言え、面倒臭い。
とはいえ、今回は限ってはアイドリングストップが大いに役立った。
App立ち上げておけば、信号待ちの度に、オン/オフやモード変更をできるので、効果の違いを体感するにはちょうど良し。
後日、テクニカルサポートに、ホットスタート時には自動タイマースキップ機能を実装してくれ、って要望出したけど、「スマン無理だ! SKIPをタップして」との事。
まぁ、この手のギミックも、使うのは最初だけかな(笑)
と長い前置きで、とりあえず350kmほど走った感想。
もともと、踏めばしっかりついてきていたので、不満は少なかったこともあり、変化を顕著に感じるのは2000回転以降。
ピックアップが明らかに向上し、3速以降ターボが効き始める回転域では、おぉっ、とくる程度には出力に変化あり。
とはいえ、そこは159HP/260Nmなので、過度な期待は禁物。
唸る割に速度自体はそこまで出ていなかったり(笑
まぁ、それなりに”楽しい”と思える具合には仕上がってます。
EFFICIENCY、SPORTS、についても多少の程度差はあれど基本的には同じ、どのモードでも変化は十分。
ちなみに燃費。
燃費を意識して、首都高街乗り半々で11.4km/l、東名高速では15.8km/l。
Dynamic SelectをSportsにセットして燃費を考えないラフなアクセルでは、街乗り10.6km/l程度まで低下。
RACE CHIP入れる以前のデータが少ないので、燃費が向上したかどうかは不明だけど、まぁ悪くはないかな。