モニターはFPVには向いてない、って早々に答えを出してたわけですが、先のアーチズで認識が大きく変わった。
FPVフライトにはHMDってスタンスは変わらないものの、空撮にはモニター、って選択はありですね。
そんな感じで、HMDとモニター両刀でやっていこうかなってな具合で。(RIB CAGE Modも見据えつつ)
“ただし”な前提はあり、だけども。
1. 解像度
飛ばしてる映像はSDだから高精彩な液晶でも大差ないでしょ? 800×480で必要十分よ?て短絡的に初めてのモニターを買ったのは9ヶ月前。
そこがまず間違い。
SD画質と侮ること無かれ、7inch-1280×800のOLEDに写し出された画質にビビッたよ。
HMDの600×480で見てる世界とは別次元。スーファミとプレステぐらいの差。
7インチ程度であれば、解像度は高ければ高いほど良い。
2.FPV向け機能
ザックに一式入れてなんぼな撮影スタイルでやってこうとしてるわけですが、装備を減らしたいのは当然で、ダイバーシティ内臓のモニターとか一石二鳥でいいなぁと。
HDMIインプット、DCアウトプットが付いてたりすると、さらに最高。
HMDにも給電できるし、撮ったGoPro映像をHDMI経由で確認できたり、GoPro+C-Mount化でも役立つこと間違い無し。
3.全周フード
FPV用として売られているモニターに付属するフードは、上左右の3面タイプがほとんど。というか、それしか見たことが無いわけですが、これが中途半端でよろしくない。
おバカDIYで液晶モニターを強引にHMDに改造するってのを見たことがあるけど、わざわざウェアラブルにする必要は無くて、三脚に乗っけて4面フードで外光をできるだけシャットアウトするだけで、驚くほどHMDライクになる。(暗幕被ると尚良しw)
有視界飛行とFPVの切り替えが容易、ってアドバンテージもある。頭ずらすだけでいいからね。
そんな“ただし”で、7インチ以下のモニター物色してたわけですが、意外とドンズバが無い。
格好と画質でいくならSmallHDのAC7がブッチギリ。ブラックフライデーにはポチる寸前まで行ってたのは事実。
ただ、価格とFPV機能が弱いところに迷いが出て、直前でカメラレンズを購入に変更(笑)
機能を取ると当然ながら空物にそこそこ選択肢はあるのだけど、もっとも肝心な解像度が800×480止まりだったりして、ガックリ。
そんなおり、目に留まったのがリリースされたばかりのBlack Pearl 7″ HD Screen RC801。
やっとココからが、本エントリの本題!
モニターを諦めかけてたところに颯爽と登場で。これだ!で即ポチ。おそらくRange Videoでの購入が最安値の$159.99
解像度が1024×600と、1280×800には一歩届かないところはちと惜しいけど、価格と機能に関しては満点に近い。
32ch、2系統ダイバーシティ、HDMI in、AV in、AV out x3(Rx1,Rx2,Divercity)、DC in/out、現時点での空物FPV用としてはコスパ最強ではなかろうか?ビルトインバッテリーは来年1月の発売予定。
外でGoProをHDMI経由で確認できるのは嬉しいですね。MBP要らず。
画質調整機能がプアだけども、 ←プリセット以外でも細かく設定できました。
GoProはProtuneのCamRawで撮れば色味等々は確認できなくても問題ない。RIB CAGE Modを見据えても、ピントを掴めればそれで良し。
9ヶ月前に購入したFOXTECHの800×480(左)と並べると、新しい方(右)の薄さが際立つ。これでダイバーシティ内蔵だってんだから。
付属シェードが3面なので、4面モノを別途購入。PPなんかで自作しても良いかもしれないね。
アンテナがリバースなので、FatShark/Immersion系アンテナ使うなら、SMA to PR SMAアダプタが必要。
ということで、今日はBTUとモニターのフィールドテスト。T-Motorカーボンペラの飛びは如何かな。