現行Aクラスが出た当初、出だしがかなりモッサリだと言われていた様子。
そう言えば、初めてGLAに乗った時の印象が、そんなだった記憶。
後期型では、だいぶマシになったという記事もネット上には多い。
250km程乗ったところで感じたのは、1-2速こそトルク感は薄いものの、中速以降はストレスなく、ディプトロニックプラスも良くできてて、今の所はストレス無し。
ただそれも、単に踏みこんでるからなのか?という気がしないでもなく…
ちなみに日本でのAクラスのラインナップは、381HPを誇る2.0Lターボ界最強エンジンを積む、A45をトップグレードに、2.0LターボのA250 SPORT 4MATIC、1.6LターボのA180(A180S)の3種。
一方、欧州ではA180と同エンジンのA200というモデルが、A180とA250の間を埋める。
同エンジンながら、出力には大きな差があるA180とA200…
A180 | A200 | |
最高出力 | 122ps/5000rpm | 156ps/5300rpm |
最大トルク | 20.4kgm/1250~4000rpm | 25.5kgm/1250~4000rpm |
0-100km/h加速 | 9.2秒 | 8.4秒 |
最高速度 | 202km/h | 224km/h |
A180は各国の税制優遇や環境法規に合わせるためだったり、上級のA200への移行を促すための見せ球、という商品戦略なんだと思う。A180と200の価格差は約20万。
200と180の作り分けは、ブースト圧、燃料噴射量、アクセル特性あたりのプログラム変更で簡単にデチューンしていると思われ、モノづくり的コストを掛けない商売上手。
ちなみに、C200とC250も同様の手法での作り分け。
※多分に想像を含むので、実際正しいかどうかは知りません。
車体番号から仕様を調べてみると
M013 “Engine Reduced Performance”
というオプションコード。
デチューン仕様デッセー!とオフィシャルに突きつけられた現実(笑)
どうせなら、日本にも200を入れてくれよ、と思うんだけど、ハード的に同じなら、どうにでもできるという話。
つづく…
車体番号から仕様を調べるには、VIN DECORDER FOR MBが便利ですよ。