続・トラブル検証 レギュレーター結果編

早速レギュレーターを交換して実走してきた。
結果から言うと、アイドリングからアクセルオンまで、全域で電圧14.4-14.5V

レギュレーター交換前はアイドリング~アクセルオン~オフで14.5V~13.7V~14.2Vまで上下していた電圧が、レギュレーター交換後は、安定すると走行中は全回転域でビタッと14.5~6V、アイドリングでも14.5V
交換前の電圧変化が嘘のように、安定した電圧供給に。
メモ : キーオン13.5V, セルスタート12.8V,  アイドリング10秒後14.5V,  走行中14.5-14.6V

次回トミンでのチェックに向けて準備完了。
13.7~13.8はちょっと低くね?ってコメントでプッシュしてくれた、アンチャンさんに感謝!


順番前後するけども、取り付け編
先のエントリーで部品仕様が変わって部番がアップデートされていると書いたけれども、取り外して見比べると、型番も全然違う、似て非なるパーツだった。
SH811は新電元工業製、元々のレギュレーターはRS41 70(型番かな?)どこのメーカー品だろう?

SH 811は裏面がアルミ板、RS41 70はシリコン充填。

取り付け穴部の厚みが全然違う。

取り付けピッチはもちろん問題なし。
ただし、ボルトの飛び出し量が増えたせいで、袋ナットでは固定できず、ストックしてた適当なオープンナットで固定。
(ナットとボルトの部番も更新されてた)
交換したレギュレーターが全くの別物なので、Apple to Appleな比較にはならず、Beforeの不安定さが仕様なのか、それとも初期劣化だったのか、答えはわからない。
劣化だとすると、テスター計測では基準値に入っていただけに、何を信じれば?って気持ちは残るけど、仕様or劣化の意味無い検証のために15年前の中古レギュ、しかも仕様変更前を数千円出して買うのは馬鹿馬鹿しい。

レギュレーターを変えたら、結果的に電圧が安定したという事実、それだけでOKでしょ。
今回の件で、バイク買ったら電圧計は真っ先に取り付けるべきパーツだと痛感。

さぁ次回、トラブル完結なるか…
トミンで点火カットの症状が出なければ、不安定な電圧がBAZZAZの誤作動を起こしているのでは?という、ヨシムラさんのテクニカルサポートのアドバイスは正解だってことだ。


SH811で電圧が不安定だったら使おうと、興味半分でFH020も入手したけども、SH811が14.4-5Vでピタッと安定してるので、FH020はストック。
(MOSFETタイプのメリット等、興味ある人は適当にググってくださいw)

参考までに、簡単な比較。
取り付けピッチは左から、SH811: 68~80mm, RS41 70 : 80mm, FH020 : 76~68mm
筐体サイズは厚みも含めてSH811とRS41 70がほぼ同じ。
FH020は幅は山なりの放熱フィン形状で中央部分が他の2つより4mmほど高い
FH020はコネクターもありだいぶ縦に長いけれど、K5-6は取り付け部前方にスペースがあるのでスワップは可能。
ただし、取り付け穴ピッチが狭いため、片側の穴は固定に工夫が必要(タイラップが手っ取り早い)

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