ナニゴトも意識から

できるできないではなく、まずは“意識”するかしないか。

「コーナーリングにメリハリが足りない」前回梨塾での塾長のアドバイス。そして先週のトミン走行「コーナー前半で終わらせるべき動作を、引っ張りすぎ。」とKeiさんからのアドバイス。
外から撮られた動画でチェックしてみると、成る程わかりやすい。バイクがコーナー出口を向こうとしているにも関わらず、次の動作、つまり加速体勢に入っていない。
バイクを寝かす時間をいかに短くするか。サーキットを速く走る上で当たり前の方法論。ところが、ボクにはその意識が希薄。
それどころか、ノホホンと膝を摺って悦に入ってやがる。このバカやろう。

それは速い人とボクの車載動画を見比べてもハッキリとわかる。特に奥の右ヘアと最終。この回り込んだコーナーのライン取りに顕著に見て取れる。
曲がることだけを考えたラインなのか。その先の動作を考えたラインなのか。つまり立ち上がりの加速を意識したライン取りなのか否か。
先にも書いたように、ボクは前者。意識してない。このバカやろう。

「目線を行きたい方向に、なるべく遠くを」曲がることを伴うスポーツでは必ず言われること。バイクも例外ではない。
“目線”とはもちろん身体的動作の事をいうのだけれど、先を見据える思考も必要だ、という意味も多分に含んでいる。

要は一言「立ち上がりを意識しなさいよ」と。
当たり前のことなんだけどね〜。いざバイクに跨がると難しいんだよコレが(笑)

ということでということで、5回目のトミンサーキット。
前置きが長ぇよ。このバカやろう。

常磐道、土浦に近づくにつれ路面がウェッティー。そのままトミンもハーフウェッティー。乾くか心配だったけど、走り出してしばらく経った頃にはウェットパッチが少し残る程度に回復。ほぼドライ。
ん〜昨日見た予報に雨マークは無かったのにな。雨男…
平日の午前ということもあって、走っているのはボク入れて4台のみ！ほぼ貸し切り！路面が乾いてしまえばさいこーです。さいこー気温33℃とか…

手前は先週末、最終コーナーでハイサイド喰らったWさん。バイク修理中の図。
常磐線とタクシーでバイクの回収にきてました。バイクの状態によっては、トミンを走る前提でツナギ持参w。が、スポーツ走行は厳しい状態だったようで、ツナギ着て自走で帰られました。
鍵が曲がってるってことは、バイク回転してるよね(笑) そんな激しい転倒も肩の打撲だけで済んで良かったです。その一日の記憶は全く無いそうですが…。

さて、今日の課題、コーナー進入よりも脱出を意識して走ること。
暑いので10分走っては休憩を繰り返す。1本目からわりと良いイメージで走れたけれど、最終コーナーがイメージ通りにいかない。うまくいくのは10周に1度ぐらい。コンスタントにイメージどおりに走れるようになることが、今後の目標だね。操作もまだまだ粗い。もっとコーナー前半と後半の繋がりを良くする必要がある。外から見てる限り、速い人はあまり激しくは減速してない？とか気になってたり。

そういえば、お初の前後スパコルSC2が凄くイイ。ROSSO CORSAが美味しい所は終わっていたタイヤとはいえ、立ち上がりの安心感が全然違う。

新品タイヤの恩恵か、ベストタイムも更新。

28秒台を飛び級して一気に27秒台に。
アベレージも1秒程アップ、概ね28秒台でラップできてる。
27秒台に入ったのは3度。動画をチェックしてみると、ベストラップ付近は立ち上がりを意識して走ってるのがなんとなーく伝わってくるの。すげぇ粗い走りだけれども(笑)
やっぱり、ヘタレなりにも思考することは大切だーね。

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