ジャイロといえば何ジャイロ?やっぱりこれのイメージが強いよね。
今回のジャイロはこんなやつ。
どちらのムービーもいつも目にするオンボードとは随分違った見え方が新鮮。バイクが傾いても画面の水平は保たれたままで、バイクがどれだけバンクしているのか一目で分かって迫力がある。固定された視点はまるでゲームのようでリアルさが希薄に感じなくもない。リアルじゃないってことは言い方をかえると“普通は味わえない”ってことだ。普通じゃない、それがむしろ面白いじゃねーの。
このムービーは多分だけど、ジャイロ(ジャイロ:wikipedia)を利用して、軸が傾いてもカメラは常に水平を保つように制御して撮影してるんだね。
去年のMotoGPのこの映像を憶えてらっしゃる方も多いかと。
GPマシンのお尻にちょこんと載ってるおなじみのカメラ。
外見はおなじみだけど実は中身が違うスペシャリテ。
車両の傾きをジャイロセンサーで検知し、CCD Sensorをモーター駆動させて水平に保つシステムを内蔵した、ジャイロスコピック オンボード カメラというMotoGPスペシャルなすごいやつ。
こんな特殊なカメラはAmazonはもちろん、アキバや怪しい中国通販でも売ってなければ、上の図からおおまかな仕組みが分かっても、素人製作は難しそうな雰囲気がある。
とは言え、このカメラ欲しいなー、こんな画撮ってみたいなーって思っちゃったからにはもう我慢できない。お子様なのですよボクは。やるっきゃないでしょ。
ということで前置き長くなったけど、ようはバイクでジャイロなカメラにトライしてみよう!ってネタだ。
まずは、カメラを水平に保つ仕掛けが肝心、というかこのソリューションが見つかればもう90%は完成、、、で、誰もがイメージするであろうバイクで水平を保つシステムって言ったら、昔からコレっきゃないよね!!
マルシン出前機(41800円〜)
ジャパニーズテクノロジー!クールジャポン。出前機(正式名称は出前品運搬機というらしい)その歴史は結構古くて1950年代には完成されていたシステムだとか。
学生時代ラーメン屋で出前してたからちょっと馴染み深かったり。
MotoGPのジャイロカムと比べればご覧の通り、すこし大袈裟に見えるシステムかもしれない。だがしかし、出前ライダーのハードな走りをもってしてもラーメンのスープを零さないレベルにまで昇華されたシステム。これを使えば少なくともMotoGPと同等、それ以上にバッチリかっこいい画が撮れるであろう。
“デマエ スコピック カメラシステム(仮称)”はやはり、カブへの搭載が王道であろう。しかしここはジャイロカムだけに“ホンダ ジャイロ”に積みたいところではある。
て、出前機だなんだって冗談はいい加減にして、「ジャイロカム大作戦」はマジメにぼちぼち進行中。
試作機はすでに最終段階を迎え、あとはR1000へのフィッティングとテストシュートを残すのみ。てへ。
6 Comments
まるめ
2011-11-04 at 3:14 AM素晴らしい!
完成楽しみです!
みつ
2011-11-04 at 7:25 AMおぉ、マルシン!
でも、マルシンは「水どう」でスープ零しまくってたような・・・[E:wobbly]
ってのはさておき、仕上がりが楽しみですねぇ。
完成の暁には、教えて頂いたhttp://www.kickstarter.com/で、目指せ量産ですね。
その際には出資いたします[E:good]
hightimes247
2011-11-04 at 8:13 AM>まるめさん
コメントありがとうございます。
完成も何も半完成ひ(ry完成に向けてがんばりまっす!!
hightimes247
2011-11-04 at 8:17 AM>みつさん
出前のラーメンは…出前機よりもラップのかけかたが重要なのですよ(笑)ボクのバイト先では3重にしてました。
出前機使ったら逆にグワングワン揺れる映像にしかならないですよねw
kickstaarterも何も半完成ひ(ry完成に向けてがんばりまっす!!
まるめ
2011-11-08 at 10:19 PMもしかして、先に部長さんが完成させてしまいました?w
hightimes247
2011-11-08 at 11:04 PM>まるめさん
ドゥオフ…
どうも、GoPro部の購買&情報収集担当してまふ。
完成越された!と思いきや、部長もあれでは満足していない筈です。
ボクは動画撮るまえに既に改良に着手です!
っと、お喋りがすぎると部長に怒られますw