超広角170°だぜ!ヒャッハー!!+ポチっとな!
なんて気軽にContour+をポチれるほど裕福じゃないのれすよ、残念ながら。
ボクはムリでも…
Contour+がGoProHDに並ぶ超広角170°をえて真のライバルとなった今、それを入手せずにはいられない人がいる….そう、我らがGoPro部部長!
Contour+を購入した部長が撮影部隊として一緒にヒャッハー!ついでにボクの走行写真もパッシャパシャ!と楽しむ予定が、直前で行けなくなっちゃった。
そこでボクが単身、ライバル機Contour+の試験任務を負って筑波に突撃。
ということで、前回のContour+予習編に引き続き、Contour+使ってみたよ編。
使用ではなく試用なのです。
Contour+かなり良さそうだけど、一長一短あるんでしょ?なんて想像してたけど、“長”は想像以上、“短”は感じられず。こいつぁかなりデキル子でした。
画質
両方ともに1280×720 60pで撮影。明らかにContourの方がクッキリシャッキリで良い画が録れてる!!なんでこんなに差が出るの?
左:GoProHD 右:Contour+ (クリックで実寸表示)
?・・・と思ったけれど、そいやGoProはスクリーン越しでした(笑)
それにしてもContour+、シャープでいい感じ。
Contour+のほうが黄色味が強いけど、後で補正すりゃいいのであまり気にしない。(Contourのイメージカラーが黄緑だから…黄色に振って、ってのは深読みしすぎ)
マジブラボー!な操作性
改めてGoProの操作性の悪さを認識。
Contourのデザインの大きな特徴にもなってるスライド式のRECレバーが最高に使いやすい事はモチロン、細かい設定はPC繋ぐかBT経由スマホでドウゾ、という割り切りもあって各スイッチが単一機能に振り分けられていて押しミスがない。レーシンググローブ付けたまんまで電源オンからRECまで5秒です5秒。
かたやGoProはスイッチのフィードバックが悪すぎてそうはいかない。
電源長押しでPhotoモードになってた痛恨のミス。撮影後にフォルダ開けたら拡張子が.jpgを見たときの絶望感。そんなjpgの恐怖を繰り返さない為に液晶小窓をのぞいて状況確認するメンドクサイ日々を送ってます、はい。
飛び道具Bluetooth
これまで様々な形で具現化されてきたリモートなモニターですが、手の平に収まるちょっと未来がやっとキタ!使って感動、文句無しにこりゃぁイイ!!
ぐるぐる回るレンズ部の使い勝手の良さもあって、iPhoneの画角確認でビッチリ水平もとれますよ。入り組んだ所もバッチコイ!
GoProのLCD Bacpacはその小さなサイズや輝度不足のせいで、日光下じゃ画面が見えずおおまかな画角チェックにしか役立たない。もうね、LCD Bacpacブン投げてやろうかと。
GoProさん、Bluetooth Bacpacを作ってiPhoneをモニター&リモコン化してくんろ?
とりあえずGPS
ContourGPSでは10hzだったログ取得がContour+では2.5倍の4hzに進化。サーキットユースでもそれなりに使えるはずなのだけど…結果はガクガク。精度もイマイチ。ティザームービーではカクカクながらもラインをトレースしてたのだけどね。
まぁツーリングで使うのには十分なログだし、なによりムービーとリンクしてマップ上に表示されるソフトとの連携が素晴らしい。
今までロガーで別録りして創意工夫してた身からすると、GPSと動画がワンクリックで完全リンクってのは一つの完成系。ツーリングで走りながら気になる所、景色があったらRECをスライドしておけばオッケーなんだもの。あとは家帰ってムフフって眺めるだけ。(給電しながらRECはできるのかな?)
Contour+…至れり尽くせりで完成度激高。GoPro党として認めたくはないけれど…迷える子羊がいたら迷わずこう言おう「Contour+買っとけ!」
とはいいつつ、元祖170°なGoProHDも発売からもうすぐ2年、そろそろモデルチェンジであっと驚く進化があっても良い頃合いなんじゃねーの?なんて妄想も。
とりあえず、今直ぐ欲しいならContour+、我慢できるならGoProの動向を見極めてからだね、なんて煮え切らない系まとめ。
さて、マウントはナンバープレートステーを利用してこんな所。
剛性もバッチリでなかなか面白い画が撮れました。
ということで前言撤回(笑)
GoPro党として認めたくはないけれど…迷える子羊がいたら迷わずこう言おう「Contour+買っとけ!」