実はまだ塗装用のタンクだけ入手の目処がたっていない・・・
だれか頂戴ヽ(´▽`)/
とりあえず、タンクは気長に探すとしよう。
と、先週まではそんなつもりでいたんだけど・・・
4ヶ月探しても入手できなかったタンクが、先日あっさりと手に入る運びとなった。
K6レッド、傷ほぼナシ、使用距離3500kmの極上中古品。
ただし・・・・凹みアリ!
タンクって部屋の中で見ると、想像以上にデカイのね・・・
こんなにデカかったか?
厚めの枕を3つ重ねた位のボリューム。
で、でけぇw
この凹み(直径5cm深さ1cmぐらい)
凹みがタンクの角のラインにかかっていないかどうかは購入前に写真を送って頂いて確認済み。
角にかかってると今回の方法では厄介だからね。
凹み方も普通な感じ、これなら直せそうだ。
使う道具は、
ずっと気になっていたアメリカのTVショッピング商品。
日本名『ひっぱり君』
これで直ればラッキー!
3000円弱で買ってみた。
(グルーガンはいらんから1000円安くしてほしい)
作りは値段なりにチープ。
デカデカと書かれたMADE IN CHINAがチープさを加速させる。
仕組みもチープ、というか単純。
中身は
治具・タブ(大小各一つ)・専用スティックボンド×3本・グルーガン
スクレーパー・ノックダウン(凸になった所を凹ます道具)・脱脂用液剤(アルコール?)
スクレーパー・ノックダウン・脱脂用液剤は使わなかった。
この商品、ネットでの評価は使える/使えねー、2つに割れているようだ。
早速トライ!
まずはシリコンオフで凹み部をしっかり脱脂する。
タブというものに付属のボンドをグルーガンで溶かして塗る。
ボンドはケチらずにガッツリはみ出るぐらい塗るのがポイントらしい。
凹みの中心に貼付ける。
説明書には5分待つ、と書いてあるが10分程待った方がいいらしい。(ネット情報)
10分後・・・
タブを引っ張るための治具をセットする。
真ん中のノブを回すとタブが引っ張られて凹みが戻るらしい・・・
クルクルする。
オォ、凹みが戻ってくるではないか!!
ネジを巻ききる位までまわす。
アルミのブリッジが気持ちゆがむ程の結構な力。
ボコンっ!と大きな音とともにタブが外れた。
凹みが半分以上直っとる〜!!
タンクに残ったボンドを剥がす。
これを数回繰り返す事でどんどん凹みが直るらしいッス。
3回目を終えた所でこんな状態。
写り込みが無い状態の写真じゃ凹みは分からないぐらいのレベル。
元は1カ所の大きな凹みが、3カ所ぐらいの小さな凹みになった。
ここまで直ればパテの薄盛りで修正できる。
次はクリアー下に貼られているステッカーを剥がして下地作りだな。
今回、初めて使った『ひっぱり君』
オイラの場合はパテ+塗装やり直し前提だからこの出来は100点!!
塗装をいじらないって前提なら80点って感じかな。
凹みの形にもよるんだろうが、板金修理に出す前に一度トライしてみる価値はある商品じゃなかろうか。
2 Comments
A-suke
2010-02-02 at 1:20 PMほー!
そんな安い商品があるとは知らんかった。
結構レストアだとプロでも似たようなこと(溶接で引っぱって磨き)やるよね!?
でも結構でかい凹みじゃなきゃ使えなさそう。。。
できれば使わないで済むように乗るに越したことないですな。
hightimes247
2010-02-02 at 9:23 PM原理は板金屋さんと一緒だね。
尖ったもので突いたような凹みじゃなければある程度小さくても使えるみたいだよ。
ボンドが結構ガッチリくっつくから。