少し前から流行ってるInstagramのHyperlapse。
これはスマホに内蔵されたGPSやジャイロ/加速度のデータから画の移動量を計算して、ブレをトリミングで画像補正しているわけだ(勝ってな想像)。
各種センサーそして処理パワーを併せ持つスマホならではなアプリなんだけど、やってる事はデジカメのデジタル手振れ補正と大差ないわけで、というかほぼ同じ。
たんに”Hyperlapse”とオシャレに言ってるだけやん!と穿った見かたしちゃって、全く萌えない。
(ちなみに、MicrosoftのHyperlapseは2D画像を3Dジオメトリーに変換して補完合成する、上記の方法とは全く別のアルゴリズムなのでスゲーと思う。)
ここへきて同じようなタイミングで、これを外付けのハードウェアでやっちゃおうってなプロダクトが出てきた。
外付けの機器は、カメラの映像入力を各種センサー情報と同期して、SDカードに記録しているだけ。
パワーの必要な補正作業はPC上の専用ソフトでやってしまおうという。
SteadXP
GoPro専用な形状ですが、GoPro以外のカメラの場合は、”ビデオ入力ジャック付きのユニット”を間にかまして使うみたい。
開発者はGame Changerと仰っているけれど、上記したように、やってる事はデジカメのデジタル手ぶれ補正と同じですよね(笑)
例えば、60fpsの動画であればセンサー情報を60Mhzで記録して、コマ間の移動量の差分を出せば…ほらできた!
と、言うは簡単だけど、こういうアイデアを思いついて実現できるのは素直に、スゲーなー、と。
(あ、インスタのもコレも、GPSデータまで使ってるかは知らんです)
でもこれって、カメラメーカーさんが”電子手振れ補正”を”Hyperlapse機能”と言っちゃえば、それで終わりなんじゃないかい?
Sonyのアクションカムには”Hyperlapse機能”、既に付いてますね。