ノーマルステップ出戻り

最近ステップネタが多いですが、しつこくいきあす。しかもだらだらと(笑)

バイクに限らず道具を身体に合わせるってのはすごく大切なことで、それだけで上達度合いが変わってくる、なんてのは良くある話。
サイズが合っていない靴では走りづらいってのと同じことだけど、靴と違ってバイクの場合は一般的な体格に広く合わせて作ってある。だから大抵は気にならずに走れちゃう。ただし、走れちゃうだけでそれがベストなライポジだとは限らない。

ボクの場合、ステップポジションを10mm上げるだけで太ももホールドがビックリするぐらいやり易くなったりする。フォームができあがっている人や経験が豊富な人は直ぐにベスポジがどの辺りなのかピンとくるのだろうけど、残念ながらボクにはわからない。少なくともノーマルよりは合っているからまぁ良いでしょう。ってレベル。
そんな感じで、経験が浅かったりフォームができあがっていないと、ライポジが自分に合ってるかどうかすらわからなかったりするのだけど、だとしても、ベストは何処にあるのか？って意識を持ち続ける事はとっても大切。
　
て、脱線しそうなので話を戻すと、
前にちょっと触れた純正ステップのポジションを変更するパーツのお話。

　
フレームとステップベースの間にかますパーツ、ニャフオクで「ポジションプレート」て名前で売られてます。削り物のブラックアルマイト仕上げで質感は良い。シフトロッドの延長部品なんかもちゃんと付属。何より安い！

ステップ右横に写ってる黒い板がそれ。

バックステップってカッコいい。削り出しで見た目も派手だし、何より“っぽい”(笑)。でも、お高いんだよね。
先に書いたように、ポジションがどうかってのは経験や基準がないとわからないので、まずはいろいろ試してみるのが良いと思うんだけど、高いお金を出してバックステップを買ったのにポジションが全然合わない……とか絶対イヤだ。

そこでこのポジションプレート！
純正とは違うポジションも試してみたいけどバックステップまでは….って御方には超おすすめ。お値段なんと、バックステップの10分の以下！って回し者か。
いや冗談じゃなくて、いつもと違うポジションにしてみて初めて気がつく事って少なくはないと思うのですよ。
　
で、話をポジションプレートに戻すと、ポジションはBackは10mmでUp-10mm/20mmの2ポジション。ボクは10Back/20Upがいい感じ。欲を言うとあと5mmBackしたいかななんて。

ステップといえば今一番熱いのは“ステップ擦っちゃう問題”。
ステップを上げたことでバンク角の増加をちょっと期待したけど、擦ってるとこを見るとバンク角はさほど変わっていないっぽい。バックステップに交換する場合もそうだけど、プレートの厚み分ステップが外側にオフセットされるからUp量によってはバンクが増えないのDEATH。

で、でだ。固定ステップバーだと擦ったときにステップを支点にしてリアタイヤが浮くことがある。(カウルを擦っちゃったのもどうやらそれのせい)
こないだの走行でも最終コーナーで何度か浮いたのだけど、いつの間にかヒヤッとすることも無くサラリと走れるようになってるもんだから人間の適応能力ってすごいよなぁ…..じゃなくて、これはそのうち転倒にも繋がりかねないんじゃないか？と。

で…純正のステップバーの方が良いんじゃない？ってアドバイスもあり、一度純正に戻しました。

純正は可倒パタパタ式、ステップを擦ってもパタッとショックをいなしてくれる。おぉナルホド！！
ってこれはあくまで応急処置。フォーム改善、急がないとなぁ。