TBS DISCOVERY 3AXIS

H3-3DをDISCOVERY(non Pro) に仕込もうというプロジェクト。
名付けて、TBS DISCOVERY 3AXIS！！そのまんま(笑)

自作ジンバルDISCOVERYのフレームを再利用。
この機体、本家DISCOVERY PROに影響を与えたとかどうとか。(そんなことない)


前のエントリーで目標1800gの3AXIS！とかぶち上げたけど、実はDISCO PROがOAW1817g…
1800gは絶対ムリだった(笑)

ということで、DISCOVERY 3AXIS完成！

我ながら、かなり良いでしょ！コレ！って言っちゃう仕上がりっぷり。
AUWは1889g、DISCO PRO比でわずか72g増で抑えられたのはかなり良い線。
72gを”わずか”と言うべきかは450サイズのクワッド的には微妙な数字なわけだけど、メタルケースのクソ重いCCD使ってたり減量の余地はあるので、最終的には1850g辺りを狙いたい。
重量増もあるし、カメラが15mm前へ出た(PRO比)のでProp.は10インチ。T-Motor Carbon Prop. V2 10×3.3もしくはGraupner 10×5のどちらか、相性を見て決める予定だけど、燃費向上に少し期待。
※テストフライトの結果、Graupner 10×5の圧勝。T-Motor Carbon Prop. V2 10×3.3はダメですね。

[divider scroll_text=”H3-3D-Mod内容解説編”]
要のレールマウントパーツはTAROTのもの。
t=3のカーボンからステーを切り出してアッパープレートを延長して、とか考えてたけど、最小限にカットするには少し複雑で骨が折れそうだな…と思ってたとこで、ストックパーツの山の中から何気なく抜き出して量ってみたところ、素晴らしく軽量で、今回のModに使ったパイプ(140mmに切断)x2本とホルダーx4つでたったの26g！
ここまで軽いのは、0.03mm超薄ですか？ってぐらい薄いパイプのおかげ。
カーボンプレートを使ってフレーム延長の庇構造にすると、どうしてもしなりやブレをケアする必要があるけど、極薄とは言えパイプ剛性のおかげで”しなり”なし。

ちなみに、DIYでよく使われそうな素材での26gがどれほどか…

M4(H:20mm)の金属スペーサーx4が26.8g。横のt=2.0,100x110mmのカーボン板が26.5g。たったこれだけの部材ですら26g強。
いかにTAROTのコレが軽いかわかるかと。

くみ上げたマウント部のトータル重量は31g(除くCCD)

取り付けの穴あけも基盤パターンを避けつつ、YAW軸はばっちりプレートセンターにマウントする高度な技術力(DIY力)！フレームは一部カットして、上下前後のクリアランスもギリギリまで詰めた。
前端で左右のパイプをブリッジするステーは、H3-3Dのアッパーブラケットの取り付け穴に共締め。
さらにCCDを載せて、ワイヤリングはパイプ内に。計算され尽くした、このレイアウト(ドヤ)

もうね、「TAROTレールパーツによるTBS DISCOVERYへのDJI H3-3Dマウントに関する特許」あげてもいいレベルだと自画自賛。

H3-3Dを積むにあたって、必要なアッパープレート地上高は10.5cm。Pro用のLeg Extensionでは2.5cm足りないので、こんな感じで超軽量仕様。

t=2.0のカーボンをW:8mm L:90mmにカット、内径6mmのパイプエンドキャップで先端をお手当して、薄い両面テープとジップタイx2で取り付け。
トータル2.5gの超軽量で、見た目の貧弱さからもわかるようにそれなりにしなるけど、基本はハンドランチ&ハンドキャッチなので問題無し。

DISCOのCOREにはビデオスイッチ機能が無いので、別途小型の3chビデオスイッチャーをインストール。
iOSDminiも仕込んであるので、機能的にはDISCO PROと同等。
CCDの映像にはノイズはないんだけど、なぜかGoProには横縞ノイズが出たので、配線見直したり、フェライト入れたり、色々やったけど改善せず。USB給電がノイズ源？惜しいけど原因不明なので放置。

個人的にはGoProへの給電は 止めて欲しいんだけど、止めるには物理的にフレキのパターンカットするしかないのかな。超便利！！
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週末にむけてかなりの突貫工事だったけど、なかなか良い雰囲気に仕上がったので、満足感ありますね。
とりあえずVer.1はこれにて完成ということで、テストフライトは明日！
上手くいけば、こいつが今後のメインマシン。夏は欧州へ！(気が早い!)